2010年11月16日

七五三

七五三は、男の子は三歳と五歳、女の子は三歳と七歳の年の11月15日に、成長を祝って神社やお寺に詣でる年中行事です。
元々は関東圏で行われていた行事だそうですが、最近は広く日本全国で行われるようになりました。

七五三は古来行われていた、髪置きの祝い(3歳で、髪を伸ばし始める祝いの儀式)、袴着の祝い(5歳の男児が初めて袴をつけ、男性の仲間入りをする儀式)、帯解きの祝い(女児が紐付きの着物をやめて、帯を締める儀式)という幼児の通過儀礼に由来しています。
七五三でお祝いするのは、奇数を縁起の良い数と考える中国の古代思想の影響もあるようです。

なぜ、11月15日なのか? 
調べてみたら、旧暦の11月15日は二十八宿(星を基準に考えられた暦)の鬼宿日(鬼が出歩かない日)に当たり、何事をするにも吉であるとされたこと。また、旧暦の11月は収穫を終えてその実りを神に感謝する月であり、その月の満月の日である15日に、氏神への収穫の感謝を兼ねて子供の成長を感謝し、加護を祈るようになったことなどが理由のようです。
江戸時代の天和元年(1681年)の11月15日に、徳川綱吉が長男の徳松の健康を祈って行ったのが、一般に広まるきっかけとなったようです。さらに呉服問屋さんが子供向けの商品を七五三詣で売り出してから盛んに行われるようになりました。

明治の改暦以降は新暦の11月15日に行われるようになりました。

現在では11月15日にこだわらずに、11月のいずれかの土日・祝日に行なうことが多くなっています。

ちなみに、千歳飴が長いのは、年越しそばと同じで細く長く、成長と長寿の祈りの意味があります。

何気なく行っている行事も、意味があるのですね。
posted by 今田 at 13:39| 暮らし